学校向け事業 子供のための伝統文化・芸能体験事業

笑顔と感動に溢れた 心に残る伝統文化・芸能体験

令和7(2025)年度の申込受付期間
1月6日(月)~1月31日(金)

「応募の手引き」(PDFまたは下記テキスト)を必ずご確認の上、応募フォームからお申込みください。

応募の手引き

伝統文化・芸能の「本物」の技に触れる体験・鑑賞プログラム 令和7年度実施校を募集します

アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)及び公益社団法人日本芸能実演家団体協議会(芸団協)は、次代を担う子供たちが日本の伝統文化・芸能に触れ、体験することで、日本の文化の価値に対する理解を深めるとともに、多様な文化に対する幅広い知識を育んでもらうことを目的として、学校教育と連携した体験・鑑賞プログラムを実施します。

プログラムの特徴

クラスや学年単位で実施する体験を含むプログラムです。(学校全体での鑑賞教室とは異なります)
授業と組み合わせて効果的な学習につなげることができます。

募集対象校

東京都内の小学校、中学校、義務教育学校、中等教育学校、高等学校、特別支援学校(小学部、中学部、高等部)及び各種学校として認可された外国人学校

実施時期

令和7年5月から令和8年2月末までの中の原則1日(日曜・祝日を除く)。
※大規模校で1学年のクラス数が多い等の事情により、2日間の実施の調整をする場合があります。
※日程は、採択後に実施校と事務局(芸団協)とで調整し、決定します。

実施形態

実施プログラムの特性に応じて、クラスごとまたは学年全体で実施します。
1クラス1コマまたは学年単位で2コマが基本です。
※最終的な実施内容については、実施校の担当教員と事務局とで調整の上、決定します。

実施場所

実施ジャンルによって、校内の多目的室、音楽室、図工室、教室、体育館など適した場所を使用します。

会場使用時間

準備に60分~90分、クラス数に応じた授業時間の確保、片付けに30分~60分が必要となります。準備の都合上、なるべく3限目以降の実施をお願いします。

オンライン対応

本事業は講師(プロの実演家・職人)が学校に赴き対面で体験していただくことを基本としていますが、島しょ部の学校など遠方については、荒天時など学校訪問が難しい場合にご活用いただくことが可能です。 (オンライン実績有:雅楽、落語、紙切り、和妻、江戸表具)

実施内容

プロの実演家・職人を講師として学校へ派遣します。子供のための伝統文化・芸能体験事業 事務局(芸団協)が学校と講師との調整を行い、学校の教育方針や実施場所等の条件を踏まえた体験・鑑賞プログラムを作成します。

下記①~⑯の内、各学校につき1つのプログラムを実施します。

関連教科例

国語 ① 謡・仕舞、② 狂言、⑨ 落語
社会 ③ 日本舞踊、⑭ 江戸木版画、⑮ 江戸表具、⑯ 東京手描友禅
音楽 ③ 日本舞踊、④ 歌舞伎音楽、⑤ 雅楽、⑥ 箏、⑦ 三味線、⑧ 和楽器いろいろ
図工 ⑩ 紙切り、⑭ 江戸木版画、⑮ 江戸表具、⑯ 東京手描友禅
体育 ③ 日本舞踊

いずれのプログラムも伝統文化・芸能を学ぶ観点から、総合的な学習の時間での活用が可能です。
特に1~8は中学・高等学校で講師の実演にふれることで、より深い理解につながります。

ご注意

事業は日本語で実施します。外国人学校での実施に際しては、通訳等は実施校でご対応いただくか、必要に応じて通訳派遣の調整をします。

費用負担

費用負担は原則としてありませんが、施設設備及び学校にある備品を使用させていただく等、ご協力をお願いする場合がございます。

(例)
―マイク・スピーカーやプロジェクターなどの学校備品の使用
―実施場所付近に、講師控え室となる鍵がかかる部屋の確保
―着替え用の姿見、敷物(ゴザなど)、ハンガー、ハンガーラック等のご用意
―楽器・備品等を車両で運搬する際の駐車場の確保
―楽器・テキスト・備品等を送付する際の宅配便の受取・発送手続き(送料は当方が負担します。)

実施までの流れ

1月6日(月)~1月31日(金)
お申込み
希望プログラム・対象学年・実施時期(月)をご検討の上、公式ウェブサイトの応募フォームからお申込みください。

お申込みにあたっての注意事項

①お申込みは1校につき原則1学年のみ、1回まで可能です。
②お申込みを受け付けましたら、受領確認メールをお送りします。1週間経ってもメールが届かない場合、何らかのトラブルが発生している可能性がありますので、大変お手数ですが、お電話にてお問合せください。
3月
結果連絡
3月中に事務局より応募結果(採択/不採択)をメールでお知らせいたします。
※応募多数の場合は、過去の実施実績等を考慮の上、実施校を選定します。
※最終的な実施内容・実施日については、実施校決定後、実施校の担当教員と事務局とで調整の上、決定します。学校環境やご希望に配慮するよう努めますが、ご希望に沿えない場合もありますので、予めご了承ください。
※内定後、辞退される場合は、速やかに事務局までご連絡ください。
4月上旬
実施校に資料発送
事務局より日程調整表と実施ジャンル資料を郵送します。
4~7月頃
実施日の決定
各学校の希望日程をもとに講師と調整の上、実施日を決定します。
(実施時期の早いものから調整)
実施1~2か月前
実施内容の調整
各学校とご相談の上、実施内容の詳細を決定します。下見を行う場合もあります。
5月~翌年2月
実施
各学校へプロの実演家・職人を講師として派遣し、体験・鑑賞プログラムを実施します。

事業実施に伴うご協力のお願い

本事業は東京都の文化事業の一環として実施しています。以下についてご理解・ご協力をお願いします。

  • ① 実施後、担当教員によるアンケートのご提出
    (アンケート用紙は当日お渡しします。)
  • ② 本事業が「子供のための伝統文化・芸能体験事業」として実施されていることについて、学校便りや行事報告等による保護者等への周知
  • ③ 本事業主催者及び東京都の広報や報告書作成のために、当日の様子を撮影することや、撮影された映像・画像等をインターネット等に掲載すること
    (事前に確認していただき、許可の得られた映像・画像のみ掲載します。)